ドラフト会議2023 安部友裕の注目は上田西の横山聖哉内野手
10月26日に開催されるプロ野球ドラフト会議。カープOB安部友裕さんが、注目選手を紹介した。
まずは、広島・広陵高校の真鍋慧選手に注目。
真鍋選手は名門広陵高校で1年から主軸を担った逸材。センバツ、神宮大会、夏の甲子園と全国の舞台も数多く経験している、高校通算62ホーマーを誇るスラッガーだ。
「魅力は何といっても、バッティングですよ。それからレベルが高いですし、本人も日本代表に行ったときに自分の力のなさを実感したと言っているように、向上心を持っていますし、自分の力の無さを認めることができる考えの持ち主なので、非常に楽しみです」
次に紹介するのが、兵庫・報徳学園の堀柊那選手だ。堀選手は179cm79kgの右投げ右打ちのキャッチャーで、強肩が武器の世代ナンバーワン捕手の呼び声が高い。安部さんもその肩にほれ込んでいる。
「堀選手と言えば、肩です。肩が非常に強いです。過去の映像とか見て、びっくりするくらい強かったです。カープにはキャッチャーがいっぱいいるんですが、もし獲得できたらカープの課題である、盗塁阻止率アップにつながるキャッチャーなのかなと思います。」
もう1人紹介したい選手というのが、長野・上田西の横山聖哉選手。181㎝85㎏の大型遊撃手だ。安部さんが横山選手を挙げた理由は…
「もう、とにかく守備がうまいです。バッティングがめちゃめちゃいいんですけどプロでもすぐ通用しそうな守備力と肩の強さです。何といっても、動き方や立ち居振る舞いにスター性を感じます。力を抜くのもうまいし、歩き方にしても所作がカッコいいです。かっこいいというのは大事なんです。上位で指名しないと獲れない選手だと思います」
守備を絶賛した安部さんだが、もちろんバッティングにも太鼓判を押す。
「横山選手はトップから振れるんですよ。トップから前にいかず、スパーンと振れるんで。そして、足も速い。悪い要素がに当たらない選手です。」
そして、カープが1位指名を公言している青山学院大の常廣羽也斗投手も分析してもらった。
「自分でしっかり組み立てられる投球術と、球威もありますし変化球も良いです。楽天の岸投手みたいなテイクバックとしなやかな投げ方から繰り出される真っすぐが非常に魅力に感じます。常廣選手は活躍します!」
将来のプロ野球を担うであろう逸材たちの運命の日が待ち遠しい。
CarpCarpCarp編集部