あの日みた野間峻祥の脚力を僕はまだ忘れられない|カープ道リレーコラム第62回
ライター/尾関高文(ザ・ギース)
現在好調のカープを牽引する野間峻祥選手。ここまで野間選手の守備、そして粘りのバッティングに何度チームが救われたか分かりません。
しかし野間選手の凄さはプレイだけではありません。
その誰からも好かれる人間性は、チームの良い雰囲気を作り上げている大きな要因となっています。
野間選手ほどファンを含め、周りの人に愛されている選手はいないと言っても過言ではないほどです。
照れ屋でたまにミスもするけれど、いざという時にはしっかりと結果で魅せる野間選手。
僕が野間選手に初めてお会いしたのは毎年静岡で行われている菊池選手の自主トレでした。
若き日の野間選手(2016年菊池選手の自主キャンプにて)
初見で何よりも目を引いたのはその下半身。
それまで取材などで野球選手の方に会うことも多かったのですが、他の選手と違い、ふくらはぎから太ももにかけて陸上選手のような筋肉だったことが忘れられません。
一緒にグラウンドを走った時は、まるでカモシカのようなバネで、一歩で3メートルくらい進んでいました。
一流のプロ野球選手になると体の作りが一般人とは大きく異なります。
梵選手や菊池選手も細身に見えて近くで見るとお尻の筋肉が異様に発達していたり、中村貴浩選手も腕の太さが私の太ももくらいあったものです。
野間選手の下半身はまさに一流のアスリートのそれでした。
そしてその人柄。野間選手はいつでもはにかみながら、どんな取材でも快く対応してくれます。
選手のみなさんも野間さんのことをたくさん話されますよね。
鈴木誠也選手が野間さんとずっと一緒にいたのは記憶に新しいですが、以前野間さんから誠也選手と映画「シンデレラ」を二人きりで観に行ったという話も聞きました。
新井さんも野間選手へことあるごとにコメントもしていますし、野間選手には人を惹つけてやまない魅力があります。
去年のオフは「野生の気持ちを目覚めさせる」ということで山に籠るという発言をしていました。
さらに以前は「スリムジーンズが似合わなくなるから足はそこそこ細い方がいい」とも述べており、もはや新庄監督と同じくらいの目の離せなさに溢れています。
そんな野間選手のファンの皆様に野間選手プチ情報をここでいくつかご紹介します。
・自分のサインは大学時代の監督に考えてもらった
・足のサイズが左右違い、右27.5 左28.0で毎年靴のサイズを微妙に変えている
・練習中にネズミを発見したことがある
・ラプンツェルやモアナなどディズニー大好き
・昔盗塁の調子が良かった時に會澤さんから「盗塁が増えたらご褒美をやる」と言われ、その瞬間からプレッシャーで盗塁が減った
いかがでしょうか。信じるも信じないもあなた次第の野間プチ情報です。
とにかく野間選手がこのまま躍動し続けカープの「アレ」をまた皆で味わいたいものですね!
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