スポーツの秋到来。広島ホームテレビ『カープ道』では、秋の恒例企画“理想の美ボディ作り”に挑む。今回トレーナーを務めるのは、元カープの投手・今村猛さん。中継ぎ投手としてリーグ3連覇にも貢献した今村さんは3年前に現役を引退し、トレーナーの道へ。現在、マンツーマンで指導している「R-GYM PERSONAL広島店」（広島市中区舟入町）に出向き、美ボディを作るための極意を伝授してもらう。教わるのは、小嶋沙耶香アナと番組MC中島尚樹さん。

 

 

「店名にあるRは“戻る”の意。コロナ禍で太ってしまった体を元に戻し、“あの若い頃の輝きを取り戻そう”というイメージ」と話す今村さん。「現役時代のようなトレーニングも良いが、続けることが大事なので、そこまでキツくないトレーニングをしたい」という今村さんの提案で、家でも簡単にできる特別メニューを用意してもらった。

 

 

まずは＜ウォーミングアップ＞で、全身を軽くほぐす。はじめに張りやすくなる太ももを用具でコロコロ。また、普段気遣うことがあまりない太ももの裏側もほぐし、足から背中までを約5分かけてほぐしていき、トレーニングに入る。

 

 

【二の腕をスッキリさせよう！】＜10回3セット＞

イスやソファーを使って、肘を曲げたり、伸ばしたりする動作をする。ポイントは、足を使わず手の力だけで行い、二の腕の裏側を意識する。小嶋アナは「地味に効く。これはキツい」と、さっそく効果を実感している様子だ。

 

 

【簡単にできる腹筋トレーニング】＜10回3セット＞

仰向けで、息を吐きながら体を丸めるイメージ。起き上がらなくても良い。お腹まわりが気になる人におすすめのトレーニング。

 

 

次のトレーニングに入る前に、一休み。ジム内に飾られる、リーグ3連覇の時に受け取った3つのチャンピオンリングを拝見。小嶋アナと中島さんは、QUEENの曲「We Are the Champions」が流れるオルゴールボックスにリングが入っていることに感激する。今村さんに、12年間のプロ野球の現役生活を終えてトレーナーの道を選んだわけを聞くと、「トレーニングがあまり好きではなかったが、元々太りやすいので、トレーニングをやらないといけないという思いが自分の中であった。そこを皆さんと一緒にできたらいいなと考えた」と明かす。また「当時、大瀬良大地投手のトレーニングは凄かった。とにかく走るし、人の倍以上のトレーニングをしていた」と振り返り、最後のトレーニングメニューへ移る。

 

 

【下半身を美ボディメイク！】

仰向けに寝て、お尻を上げるだけ。ポイントはお尻に力を入れて、上までしっかり上げる。中島さんは、「自分のお尻じゃないみたいに、しまる」と驚く。

 

 

今村さんは、「続けることが一番難しい。毎日やるのと、やらないのでは全然違う。難易度を上げすぎると続かない」と、継続することの大切さを力説。「もっと上を目指したくなったら『R-GYM PERSONAL広島店』に入会を。みんな這いつくばってトレーニングしている」とも。そこで最後に、小嶋さんも中島さんも、這いつくばるほどのレベルマックスのメニューをオファー。【太ももの前とお尻を鍛える】特別メニューに挑む。後ろ足をフリーにして、前足だけを上げたり、下げたりするだけ。動作は簡単だが、「バランスが難しいしキツいが、トレーニングっぽい」と笑顔も見せる小嶋アナ。必死にトレーニングに挑んだ小嶋アナと中島さんを、「2人ともすごく上手だった」と今村さんは讃えた。

 

 

広島ホームテレビ『カープ道』（水曜深夜） 10月9日放送
ライター　湯谷葉子