一足早いキャンプ地めぐりの後半戦!ルーキーに“日本一”体験を提案 【カープ道】

2月1日から日南春季キャンプをスタートさせ、V奪還に向けて宮崎県日南市で汗を流したカープ。

広島ホームテレビ『カープ道』では、極楽とんぼの山本圭壱さんと共に一足早くキャンプ地めぐりをする後半戦をおくる。

今回は、キャンプ休日の恒例行事である「ルーキーのご当地体験」を勝手にプレゼン。今年の新人選手に“日本一”のプランを提案する。

 

 

まずは田園風景が広がる日南市風田の『太陽農園』へ。日南市が生産量日本一を誇るスイートピー。

同農園ではビニールハウス内で、カープにちなみ「アカープ」と名付けた赤いスイートピーを育てている。

ちょうどキャンプ中が収穫最盛期だと聞き、ルーキーの休日体験として<アカープの摘み取り体験>を提案することに。

 

 

同農園の野﨑智光さんから、「つぼみは摘まない。2輪が開き、1輪が半開きを選んで摘む」と指導を受け、山本さんと番組MCの中島尚樹さんがさっそくアカープの摘み取り体験を。そして、どちらがきれいな花束にできるかを競うと、同農園のみなさんの判定で、花束の下をきちんとそろえている山本さんの方に軍配が上がる。

 

 

実は昨年10月、日南市を襲った豪雨で、同農園のビニールハウスが浸水し、スイトピーにも大きな被害があった。

野﨑さんは「収穫を1ヶ月後に控えていた矢先。その日のうちに仲間と排水作業をしたおかげで出荷ができた」と振り返る。水害を乗り越えた今は、国内はもとより海外にも発送している。

また、「カープファンに喜んでもらおうと、カープ坊やを前面に出したパッケージを作った」と明かす。

 

 

さらに野﨑さんは「娘の同級生がケムナ誠投手。ここで家族とバーベキューをしたこともあった」と話し、「誠くん!高校の頃に誠くんが合唱で指揮したのを覚えている。野球がんばってね」と、エールをおくった。

 

 

続いて訪れたのは、日南市南郷町の『目井津港』。日南市といえば、カツオ一本釣り漁業の漁獲量が30年連続で日本一に輝く。そこで、ルーキーの休日体験として<カツオ一本釣り体験>を提案する。

 

 

南郷漁業協同組合理事の岩切孝次さんの案内で、カツオ漁船に乗船して一本釣り体験することに。船長室を見学して操舵室へ。日南市のカツオ一本釣り漁業は、漁獲効率よりも、カツオの資源を優先した漁業で、日本農業遺産に認定されている。

その受け継がれる伝統漁法体験では、再現された重さ2キロのカツオの模型を、約5メートルの長い竿で釣り上げる。

 

 

力勝負の釣り体験を終え、山本さんは「カツオが食べたくなった」と話し、『港の駅めいつ』(日南市南郷町)へ向かう。そこで、「日南一本釣りカツオ炙り重」を試食。

 

 

今朝獲れたてのカツオを刺身、炙り、お茶漬け風と、3パターン味わうことができ、新鮮なカツオの様々な味を堪能した。

最後に山本さんは、「どちらの体験も、ルーキーだけではなく、新外国人選手等にも体験してほしい」と語って番組を〆た。

 

 

広島ホームテレビ『カープ道』(水曜深夜) 2月5日放送

ライター 湯谷葉子

 

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