恒例のキャンプ地・日南市巡りは番組史上初の展開へ!?〜前半戦〜 【カープ道】
広島ホームテレビ『カープ道』は、新井貴浩新監督率いるカープのキャンプ地、宮崎県日南市へ。
番組では毎年、天福球場に足を踏み入れることなく観光情報のみ届けていたが、ついに本丸に乗り込むことになる。
とはいえ、すぐには球場には行かないのが番組の流儀。
ゲストに極楽とんぼの山本圭壱さんを迎え、日南市を東へ西へ。
新井カープの聖地巡礼ツアーを敢行する。
恒例のスタートは一軍キャンプ地の玄関、油津駅。2018年に駅舎を真っ赤に染めて話題を集めた油津駅。
新たに設置された日南名産の飫肥杉(おびすぎ)を使った大きな机と椅子を確認し、日南屈指のパワースポットの鵜戸神宮へ向かう。
毎年首脳陣、選手会長が必勝祈願に訪れ、名物の運玉投げに挑む。
歴代の監督も行ったこの運玉投げは、男性は左手、女性は右手で小さな運玉を5投以内でしめ縄の中に投げ入れることができれば願いが叶うと言われるもの。
2月7日に監督となって初トライした新井監督は、なんと2投目で成功させ、「今年はすごい運の良い年なんでしょうね。日本一に向かって監督、スタッフをはじめ選手全員が一丸となっていきたいと思う」と話していた。
新井監督初体験を山本さんと番組MCの中島尚樹さんが後追い。
なぜか自身が「3割、30本、100打点を打てるように」と願掛けする山本さんは、5投目に放った運玉が放物線を描いて見事くぼみの中へ。
一方の中島さんは、「番組存続」を願ったものの、20投目も外して残念な結果となった。
続いては、新井カープ一期生の観光体験に注目。
毎年新人選手たちが日南の観光名所を訪れ、束の間の休日を過ごす。
まずは、今年のルーキー、ドラフト3位の益田武尚投手、ドラフト5位の河野佳投手、ドラフト6位の長谷部銀次投手が2月6日に訪れた「四半的(しはんまと)射場」(日南市飫肥)へ。
四半的の歴史は古く、武将たちの間で酒宴の席の余興として行われたのが始まり。
今では日南市の無形文化財にも登録されている。
長谷部投手は8射中1本的中。河野投手は8射中2本的中。
そして8射中4本的中させ、弓矢でも抜群のコントロールを披露した益田投手は、「(四半的のように)ファンの皆さんの心の的をしっかり狙えるように」と甘いマスクではにかみながら、「キャッチャーの的に目掛けてしっかり投げれるようにピッチングしていきたい」と語った。
「育成で入った名原典彦選手は瀬戸内高校の後輩。応援している」という山本さんが、四半的に初挑戦。狙うのは距離8.2メートルで、カープ仕様の赤い的。見事に3射目で命中させた。中島さんは全部外してしまうという結果に。
続いて後追い体験するのは、うなぎのつかみ取り。
宮崎はうなぎの養殖数が全国3位と隠れた名産品。
2月6日には選手たちも『うなぎ料理 大清』の絶品うな重(「うな重特上」2780円)をたっぷり堪能。
長谷部投手は「今日いただいたうなぎでしっかりスタミナをつけて、成績をうなぎのぼりさせられるように頑張りたい」と。
河野投手は「うなぎをつかみ取れたので、このまま開幕一軍をつかみ取りたい」と意気込みを見せた。
早速、山本さんも1分間でうなぎ5匹を掴むことに挑戦。
「握力ではない。バランス」と言い、黙々とチャレンジし、見事に成功。
せっかくなのでと、選手と同じ「うな重特上」をいただくことに。
エサにハーブを使い、臭みを極力消したという『うなぎ料理 大清』のハーブうなぎに舌鼓を打って前半を終了。
後半はいよいよ天福球場へ。番組史上初の一大事は、次回に続く。
広島ホームテレビ『カープ道』(水曜深夜)2月22日放送
ライター 湯谷葉子