【カープキャンプ】骨折明けの床田がシート打撃登板 ルーキー益田・長谷部もアピールなるか
カープの春季キャンプ。日南で行うのは、今日を入れて残り2日です。
昨日は雨で順延となった紅白戦も行われました。
今年のキャンプ。
球団アドバイザー黒田博樹さんが見つめる中でのブルペンは、選手たちにとって貴重な時間になっています。
そんな黒田さんが最も熱心にアドバイスを送っていたのが島内です。
島内投手「真っすぐと変化球も同じ目線で投げることによって、軌道を同じにするという風に教えていただきました」。
意識していたのは、ボールを投げるときの目線。
ストレートと変化球の軌道を同じにするため、繰り返し投げ込みました。
島内投手「勝ちパターンというところを勝ち取りにいかないと行けない立場だと思うので、自分の持っている力を出して投げていこうかなと思っています」。
その後行われたシート打撃には、右足首骨折からの復活を目指す床田が登板。
去年8月のケガ以来となるバッターとの対戦で、持ち球全てを試しました。
キャッチャーのサインに首を振るなど、実戦を想定した投球で34球を投げた床田。
末包、羽月、宇草と交互に計12回対戦し、ヒット性は2本と上々の内容を見せました。
床田投手「バランス良く投げるというのと、まずはしっかりストライクを取ること。ベースカバーをしっかり行けるか、一歩目を今日はメインで投げてました。投げる方の不安はもうないので、どんどん状態を上げて、トレーニングをしていければいいかなと思います」。
2人のルーキーも、初のシート打撃に登板。
ドラフト6位の長谷部は、コントロールに苦しみフォアボールを与えてしまいます。
それでも、声を出す気迫のスタイルで三振も2つ奪いました。
そしてドラフト3位の益田。
末包、さらに宇草からも三振を奪います。
切れのあるボールに加え、安定したコントールも披露し、見つめた首脳陣にアピールしました。
益田投手「ゾーンで勝負できるところを、まずはアピールしていこうかなと思っていたので、それはある程度できたかなと思うので、良かったかなと思います」。
ひろしまリード編集部