カープ道MC中島尚樹の「同志」カープ球団職員の陳浚錡(チェンチュンチー)さん|カープ道リレーコラム第21回

ライター/中島尚樹(カープ道MC)

 

わたくし中島尚樹は「同志」を見つけました

先日、カープ道のロケで、わたくし中島尚樹は、同志と呼べる方と出会いました。

台湾出身 来日9年目の陳浚錡(チェンチュンチー)さん。

 

 

台湾にいらっしゃる頃から、日本のプロ野球を応援されていたそうで、紆余曲折あってカープ球団職員となり、広報として活躍されていらっしゃる方です。

そんな陳(チェン)さんを、わたくし中島尚樹が初めて認識したのが、昨年春の、これまたカープ道のスタジオ収録でのことです。

この陳(チェン)さん、カープ球団公式HPにブログ『你好(リーホー) 陳です!』を開設されてまして、かなりのペースで記事を更新されてるんですね。

で、そのネタ探しにマツダスタジアム内を、ふらふらと歩いている姿を、我らが広島ホームテレビアナウンサー吉弘翔が度々目撃しているとの内容で紹介されました。

そのネタ探しで、連日コンコースを歩く様子は、いつしか「陳(チェン)さんぽ」と呼ばれるようになったのだそうです。

出演者が陳(チェン)さんのことを面白おかしく話す度に「なんて可愛い人なんだ!」と感動したのを記憶しております。

 

しかしそれは、あくまでその場限りの感情です。

可愛い人だと認識したことに嘘偽りはありませんが、言い方を変えれば、そこまでの感情でした。

そして、月日が流れ、時系列的には、私のカープ道リレーコラムが今年の5月11日から始まり、陳(チェン)さんへの認識が一変します。

どのような変化があったのかをお話しするその前に、私がカープ道リレーコラムに対して抱く感想をお話しせねばなりません。

 

デイリーランキングなんとかなりませんか?(涙)

カープの知識が無い私が、カープ道リレーコラムをお引き受けしたのは、わたくし中島尚樹がカープ道のMCだからです。

誰がどこでカープの話をしようと構いませんが、こと「カープ道」と名を冠したコラムにMCが不在ではダメだろうと。

カープど真ん中の話をしなくても良いからお願いできないか?と頼み込まれて引き受けました。

リレーコラムなので、複数人とローテーションする…と言うのも、私がコラムを引き受けた大きな理由です。

しかし、この考えが甘過ぎました。

 

コラムひとつの記事につき、最低1,500文字を書く約束です。

お気づきの方も多いとは思いますが、陳(チェン)さんのことを「チェンさん」と書かないのには理由があります。

「陳(チェン)さん」と書く方が3文字多く稼げるからです。

自分のことを「私」と書かず「わたくし中島尚樹」と書くのも、余計に7文字増やせるからです。

番組MCがそんな姑息なことをして、尺稼ぎをするなんて最低だとは思います。

その証拠に、カープを愛する読者様に、そんな愚計は看破され、私(もう尺稼ぎは辞めます)のコラムは一度もデイリーランキング上位5位に入ったことがありません。

番組MCとしての尊厳も何もあったものじゃありません。

私はランキングシステムの廃止を強く求めます。

 

努力の人…その名も陳浚錡(チェンチュンチー)

記事を書くことが、こんなに大変だなんてと、今更ながら打ちのめされてる私の元に、カープ道で「チェンさんぽ」に同行すると言うロケの話が来ました。

事前に目を通したチェンさんのブログ。私は雷に打たれました。

その更新頻度にまず驚かされます。

リレーではなく、たった一人で更新するブログ。

ネタだってそんな簡単には転がっていないでしょう。

だからこそ、チェンさんは歩くのです!いいえ!歩くのではない!

人知れず転がっている小さな小さなネタを探すために、這って這って這いずり回ってるんです!

なんと言う努力!私は自分の愚かさを反省しました。

こんなんじゃダメだ。きちんと自身のブログと向き合わなければ!

こうして、遂に出会った「同志」いやさ「ソウルメイト」のチェンさんとは…!?

 

1,500文字になったので…つづきます。

 

CarpCarpCarp
広島ホームテレビで毎週水曜深夜に放送されている「カープ道」。カープを知らない、興味ない、乗っかりたい人必見のカープ学習番組です。CarpCarpCarpでは、毎週木曜日に番組出演者によるリレーコラムを掲載中です。

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