捕手再挑戦2年目の坂倉将吾「勝つことに執着して、出た試合は全部勝つ」
「本当に体も元気ですし、今のところすごくいい感じに来ているかなと思います」。
こう話してくれたのは、侍JAPANにも選出された坂倉将吾(25)。捕手に再挑戦し2年目となる今年のキャンプは体も心も充実していた。
「去年は正直いっぱいいっぱいのところもありましたし、今年は自分のこともしっかりやらないといけないんですけど、チームで起きていることを見ながら余裕まではいかないですけど、周りが見えてきたなと思います」。
この言葉にあるように、若手がしのぎを削る新井流のキャンプでは、髙木などの後輩捕手にアドバイスを送る姿などが見られた。昨シーズン1年間やり切れたことが自信につながったという。
「1年間できたことは大きいところでした。ケガもしなかったかrできたので、ケガをしなかった自分をちょっと褒めてあげたいなとは思います。ここが昨年と違って一つ自信がついているところかなと思います」。
捕手として着実に成長する一方、次に求めたいことがある。それはバッティング。2021年には鈴木誠也(カブス)と首位打者争いを繰り広げた実力を持ち、打撃センスはだれもが認めるところ。しかし、去年は打率2割6分6厘という物足りない数字が残った。捕手というポジションが負担になったのか問うとー。
「ないと言えばウソになるかもしれませんし、あったという言い訳もしたくありません。自分の技術不足だと思います。ただ、(野手として)立っているところから打席に立つことと、(捕手として)座ってから打席に立つのでは体的に違うと感じたので、多少影響はあると思います。でも、だからと言って数字が落ちて良いわけじゃないもで、そこは調整してやっていきたい」。
捕手としても、打者としても高みを目指す坂倉。そんな彼が理想とするキャッチャー像は「勝てる捕手」だという。
「やっぱり試合が終わって、勝っていることがキャッチャーとしてはすごく嬉しいですし、そこに“打った”“守った”がついてくればいいかなと思いますし、本当に勝つことに執着して出た試合は全部勝つと思ってやりたい」。
勝つことに強い気持ちを語ってくれた坂倉の今季の目標はもちろん優勝。
捕手として。打者として。今季どんな成績を残すか注目したい。
坂倉選手の特集動画はこちら→【打てる捕手】坂倉将吾「勝つことに執着して、出た試合は全部勝つ」
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