【カープ】6年ぶりのV奪還へ!アベレンからの提言

いよいよ開幕した2024年のプロ野球。カープOBの安部友裕さん、中田廉さんの2人が今シーズンのカープの戦いを徹底予想した。

 

■2人とも優勝予想は広島東洋カープ

2人の順位予想。注目の1位予想にはカープをあげた。しかし、2人そろって条件があるという。

「チームへの帰属意識が大事」と話すのが、安部さんだ。 「帰属意識というと、少し難しく感じるかもしれませんけど、自分が組織に対してどう立ち回るかということです。野球でいうと、進塁を意識した右打ちや送りバント。ベンチからの応援などがあります。こんな風に『チームに貢献する』選手が増えると、強くなると思います。負けた試合での考え方も『負けたけど、ヒットを打てて良かった』ではなくで、『もう少しチームに貢献できたな』という気持ちが大事です。個人よりチームに貢献することで、自分の価値を高めていくことが良いと思います。」

一方の中田さんは投手出身だけあって「フォアボールを出さない」ことをあげた。

「フォアボールといってもいっぱいあります。試合の展開によっては出してもいいフォアボールがあるんですけど、昨シーズンのチーム別をフォアボールを見るとカープは400個(4位)で、最少の阪神の315個に比べると約100こ違うんです。投手の心理としては、打たれなくないから際どいとこを攻めて、カウント悪くなってバッター有利になって、さらに際どいところに投げないといけなくなるんです。カープの投手はストライクゾーンで勝負できる投手が揃っています。なぜなら、ストライクゾーンで勝負できる強いボールを持った人が多いからです。投手有利のカウントで試合を進めていけば、減るんじゃないかなという感じです。」

■2人の推しは益田武尚&久保修

中田さんが今シーズン期待する選手は、2年目の益田武尚投手だ。「益田投手はチーム屈指のストレートと、シュート回転気味の球が魅力です。カープの中でもストレートで勝負できる投手ベスト3に入るくらい魅力的なストレートを投げます。今年、彼は色々なポジションで投げると思うんです。連覇していた時の九里さんのような。このポジションに益田投手が入ってほしいと期待しています。」

 

安部さんの推しは、久保修外野手。2年目の若鯉の魅力は「走力と守備力」だという。「足が速くて守備が上手いと、首脳陣としても使いやすいんです。そこから出場機会を増やして、打席数を重ねていけば打撃は良くなるので。」

 

益田投手は31日のDeNA戦で、初ホールドをマーク。久保選手も、開幕3連戦でプロ初出場を果たした。アベレンの2人の推しにも注目していきたい。

 

CarpCarpCarp編集部

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