今年も新井カープはアツい!ポジティブ鯉党が開幕モードで盛り上がる〜前半戦〜【カープ道】
監督就任1年目、積極采配でリーグ2位に躍進した新井貴浩監督率いるカープ。開幕が近づき、2年目のシーズンに期待しかない。広島ホームテレビ『カープ道』では、リーグ優勝、日本一を願い、ポジティブ鯉党と鯉の聖地を目指して開幕へのボルテージを上げていく。ゲストは、ポジティブなレジェンドアナ・神田康秋さんと、広島出身の熱烈カープファン、SKE48の“ふゆっぴ”こと藤本冬香さん。
まず一行は、広島駅南口からマツダスタジアムに続くカープロードへ。今年一新されたパネルには、主力選手のルーキー時代の写真と、夢と目標が記されている。初々しい写真と、力強く語られた意気込みの数々に盛り上がる。途中、必勝祈願のために全国からカープファンが訪れる「愛宕神社」に立ち寄る。別名カープ神社とも呼ばれる「愛宕神社」は、「火伏の神。つまり相手打線の火を消す。ゼロにおさえる。そして優勝に近づく」と、神田さんが熱く解説。そして、それぞれが今シーズン叶えたい願いである優勝という文字を、絵馬にしたためた。
再びカープロードに戻り、球団創設からのプレートが並び、鯉の歴史を楽しむことができるスポット「モニュメントスクエア」へ。神田さんは1951年、番組MCの中島尚樹さんは1974年、藤本さんは1998年と、自分たちの誕生年のプレートの前に立ち、歴史を噛みしめる。
続いては、藤本さんが開幕前に行きたいという、カープファンにはたまらない鯉党御用達の店『カープ鳥 球場前スタジアム』(広島市南区東荒神町)を訪問。毎年開幕と同時に、選手の名前が入った新メニューが加わる。串の種類は、なんと44種類。『カープ鳥』代表取締役社長の牟田亮介さんは、「沖縄と日南キャンプを取材し、話を聞かせてもらって、13店舗の店長会議で新メニューが決まる。開幕前は緘口(かんこう)令が敷かれるほど。だから今はまだ発表できない」ときっぱり。
藤本さんは、食リポに初挑戦。秋山翔吾選手の名がついた「三枚肉しそ巻き」は、「三枚肉に挟まれたシソの風味が鼻にスッと抜けて、まるで秋山選手のHRの軌道を見ているよう」。末包昇大選手の名の「チーズつくね」は、「チーズがすごい。今(ケガで)調整中の末包選手をチーズが包み込んで、“大丈夫だよ。開幕に間に合うよ”って言っている」と、初めての食リポを得意のカープネタでやり遂げた。
ここで神田さんと藤本さんが、開幕スタメンを予想。神田さんは「キャンプ終盤からすばらしい、宇草孔基選手を一番に」。藤本さんは「三連覇の時のタナ、キク、マルが消えなくて、願望が入っている」と、1番=田中広輔選手、2番=菊池涼介選手、3番=秋山翔吾選手をあげた。
カープが三連覇した2018年、『カープ鳥』では優勝イベントとして、全店で約1万2000本の串を振る舞ったという。かつては実況アナ初で、神田さんの名前がついたメニューがあったことも判明。そこで中島さんが「カープ道的なメニュー」を提案。牟田さんからは「特別枠としてカープ道の名前を付けて、期間限定で」というアイデアが。
果たして、新たな串メニューとして「カープ道」の名を刻むことができるのか!?
次週その結果が明らかに・・・。
広島ホームテレビ『カープ道』(水曜深夜) 3月20日放送
ライター 湯谷葉子