今は仏の境地!?鯉党イラストレーターが独自視点でカープを考察【カープ道】

広島ホームテレビ『カープ道』は、熱烈な鯉党のイラストレーター・オギリマサホさんをゲストに迎え、「マニアックカープあるある2024」を敢行。自身が描いたイラストで、カープファンなら「そうそう!」と言いたくなるネタを披露してもらう。

 

 

秋になると登場するオギリマさんは、今回で6度目の番組出演。前回の出演時との大きな変化は、「今年からドラムを始めて、女子2人のバンド『トゥインクループ』を組み、都内のライブハウスに出演している。パンクロックなので、ライブでは眉毛をなくしている」と近況報告。カープについて、最近気になっているのは、「新井貴浩監督のリクエスト時のジェスチャー。体格がいいのにジェスチャーが小さい。監督によって形がいろいろあり、佐々岡真司元監督は、縦長で、手のひら全体を使っていた」と、ディープな“あるあるの世界”披露の口火を切った。

 

 

東京在住で、これまで来広の機会がなかったというオギリマさんは、今年初めてマツダスタジアムで試合観戦したことを明かす。「中でもグッときたのは『ベースボール犬ミッキーの記念プレート』を見つけたこと。設置場所を球団も明かしていない。感慨深かった」と、旧広島市民球場で活躍した人気犬の姿を偲んだ。

 

 

続いては、今年購入したカープグッズをお披露目。「まずは『赤ヘル卓上ベル』。今、中高一貫校で社会の教師をしており、ディベートの授業で残り時間を知らせる時に使っている。これをきっかけに、生徒と野球の話ができたり、生徒とのコミュニケーションはバッチリ。全国の教師は買うべき」とすすめる。また、「『カープトランプ2024』も購入。一番面白いのは、ジョーカーは黒田博樹球団アドバイザー。ババ抜きでババ(ジョーカー)を引いたら背筋が伸びるはずなので、すぐバレそう」と話す。

 

さらに、「今年の試合で配布された『新井監督のボブルヘッド人形』が後日販売されたので購入した」と明かし、その臨場感あふれる姿の人形を部屋に飾れば、その部屋がマツダスタジアムになるとも。「新井監督だけでは寂しいので、いつも隣にいる藤井彰人ヘッドコーチの人形も作ってほしい」と願う。

 

 

カープファンになったのは30数年前。「その頃のカープは投手王国と言われ、ヒリヒリするような、1−0で勝つような試合が多くて好きだった」と言うオギリマだん。今年注目した投手陣の動きは『マイナビオールスターゲーム2024』で、「第1戦の代打・床田寛樹投手、第2戦の代走・栗林良吏投手が見どころだった。栗林投手はヘルメットを被るのは珍しい」と、振り返る。

カープの激動の後半戦については、「7月、8月と続いて調子がいいので、だんだん心がざわつき、頭の中に2文字が浮かぶ。でも口に出してしまうと逃げていくので、考えまいと思いながら毎日過ごしていた。その後、苦戦が続いたが、長年のカープファンの自分の今の心境は“仏の境地”。何ものにも動じない態度でいたい」と、平静を装う。

最後に、今年気になっていたことは、「カープには、中村健人選手、中村貴浩選手、中村奨成選手と、中村選手が3人いる。しかも全員外野手登録。そうなってくると、外野手全員が中村選手になるのでは?と期待していた」と、今年も変わりなく、独自の視点で「マニアックカープあるある」企画を〆た。

 

広島ホームテレビ『カープ道』(水曜深夜) 10月2日放送
ライター 湯谷葉子

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