開幕前日にバタバタ!3度目の生放送の大反省会を敢行【カープ道】
3月31日、セ・リーグのペナントレースが開幕。新井貴浩監督への期待が高まる中、広島ホームテレビ『カープ道』は史上最高の便乗生放送と銘打ち、開幕となるヤクルト戦の前日18時15分から『2023開幕直前SP』を生放送。今回は3度目となるその生放送の裏側から未公開映像までを公開し、出演者一同で大反省会を敢行する。
なにしろ生放送には不慣れな出演者とスタッフのため、スタジオには緊張が走る。その空気を察してか、SNSには心配する声が溢れ、#生カープ道が広島県内のトレンド1位に躍り出た。
スタジオに迎えたゲストは、広島ホームテレビ・プロ野球解説者の前田智徳さん、吉弘翔アナ。そして、年間30試合以上観戦するヤクルト大好き芸人・ブルーレディのプリンスこと田中凌さん。生放送の冒頭、前田さんは「(番組と)心中する覚悟で来た。やったもん勝ち」と挨拶。田中さんは「史上初、元韓流アイドル芸人。東京ヤクルトスワローズ大好き!ブルーレディのプリンス」と自己紹介し、「今日は呼んでくれて、ありがトッポギ」と、お決まりのポーズを決め、生放送は順調なスタートを切ったかに思われた。
まずは前田さんの視点で新井カープを語ってもらい、期待感を高める。「新井監督は選手との距離が近く、コミュニケーションをとりながらチームをまとめている。坂倉将吾選手を捕手一本にしたことは、かなりの改革。捕手に専念することにより、サードに新戦力のM.デビッドソン選手が入る。課題である長打力に期待できる」と解説。
オープン戦を最下位で終えたことに不安の声が上がるが、2020年は巨人、2021〜2022年はヤクルトと、オープン戦が最下位だったチームが優勝している事実を知ると、今年はカープが優勝に間違いないと盛り上がる。盛り上がったのはいいが、ここまで放送開始から20分経過しており、すでに6分30秒押していることが発覚する。
続いて、開幕スタメン予想に移ると、田中さんはWBC侍ジャパンのメンバーの疲れを気にしながらも、ヤクルトのスタメンを予想。一方の前田さんはメンバーの記入の時間が十分になかったため生放送中には披露できず。「最初の1ヶ月は模索するだろう」と話しつつ、放送後ににスタメン予想をした。
カープのメンバーを見て、田中さんは「脅威に感じていることがある、ヤクルトはJ.オスナ選手とD.サンタナ選手という近年活躍をしている助っ人2人は、私生活でもずっと一緒にいる。今年デビッドソン選手が入ったことで、R.マクブルーム選手の力をさらに引き上げてくれる気がする」と嬉しい予想を。吉弘アナは「マクブルーム選手とデビッドソン選手は“すし健”という広島の鮨店に2人でよく行っている」と、得意の裏情報も披露した。
時間が押したため未公開となった、風水鑑定・山本みちひさんがすすめる開運グッズ「塩を入れた橙色の小袋」「白馬の置き物」を紹介。時間がない中でも紹介されたのは、愛するがゆえに本人そっくりのスタイルで応援する「新丼(あらどん)貴浩」さんの近況。前田さんからは「初めて見たが、ちょっとしんどい」と本音が漏れた。
また、明治神宮野球場前とその周辺から中継したカープ芸人のザ・ギース尾関さんや、マツダスタジアム前とカープ鳥・球場前スタジアムから中継のゴッホ向井ブルーさんも、スタッフなしの一人中継での不安と不満も口にした。
あっという間に時間が過ぎ、エンディングに残された時間は30秒。不完全燃焼で終わってしまった生放送だが、前田さんの「次回よろしく」という一言が、次の生放送へ期待感をつなげた。
広島ホームテレビ『カープ道』(水曜深夜) 4月5日放送
ライター 湯谷葉子