ありがとう!さようなら!|カープ道リレーコラム第85回

ライター/中島尚樹

 

ありがとう!さようなら!

そのお話をする前に本日のロケの話から…

 

 

カープ道のロケから戻って参りました。

共演したSKE48のふゆっぴこと藤本冬香さんとパチリ。

毎回、彼女との写真をコラムのトップに載せてるのは、閲覧数が跳ね上がるからです。

閲覧数欲しさに毎回、ふゆっぴとのツーショットを掲載しています。

その証拠に、同じロケで共演した神田康秋さんとの ツーショットは一度も掲載したことがありません。

お詫びとして神田さんとのツーショットも掲載させてもらいます。すいませんでした!

 

 

まるで ドラゴンボールのスカウターで測る戦闘力のように、いいねの数や閲覧数など、可視化できるものはその数値を上げたくなるのが人の性(さが)。

今回もその数欲しさに、ふゆっぴには協力いただきました。

それと同じ発想で、カープの選手と街中で偶然遭遇した際、ついつい写真撮影をお願いしたくなります。

ですが、私はいつも我慢しています。

それこそ、向こうからお声掛けいただくことさえあります。でも、私は我慢しているのです。

今回のふゆっぴとのツーショットのように、お仕事の際は普通にお願いすることもあるのですが、カープ道のロケの際は公式のアカウントが写真を公開してくれますし、何より仕事の写真はあまり閲覧数が上がりません。

数値が跳ね上がるのはプライベートの写真。

偶然に出会ったりした画像をアップできれば、かなり閲覧数が期待できるのですが、私はしないのです。

 

それは何故か?

カープ選手のプライベートはあくまでプライベートだからです!(ババーーーン!)

選手に限らず、有名人、一般人問わず、その方の行動範囲がわかるような写真は慎むべきだと思っております。

なので、X(旧Twitter)などで選手とのプライベート写真をバンバン上げているザ・ギース尾関氏やボールボーイ佐竹氏みたいな人たちは信用しないでください(笑)

ただ過去に一度だけ、偶然お会いしたにも関わらずツーショット写真をお願いし、当時のTwitterにアップさせていただいた写真があります。

 

 

その方こそ…2019年から4年間カープで活躍した長野久義選手その人です!

アップに至る経緯などは私のTwitterをご覧いただきたいのですが、なぜプライベートでお会いしたにもかかわらず、SNSで公開させていただいたのか?

その理由は2つあります。

1つはとにかく長野選手がいい人だったので、少しでも多くの人にその素晴らしさを伝えたいと思ったから。

そしてもう一つは、この時、長野選手は巨人の復帰が決まり、広島にいるのは数日とないタイミングだったからです。

撮影した場所はご自宅近くだったのかもしれませんが、引き払ったタイミングであれば気にする事はありません。

なので、ご本人さんに許可をいただいて写真を公開させていただきました。

 

その閲覧数といいねの数は凄まじく、私のTwitterにしては、とんでもなく回ったツイートでした。

それ以降も至るところで、カープ選手にお会いするものの、プライベートだからと我慢に我慢を重ねて参りました。

しかし先日、条件に合致する方と偶然ばったり出会うことができました。

 

 

すでにカープを離れられた九里亜蓮投手です。 お子様を連れて、塾の帰りだとおっしゃっていました。

この写真はその時に一緒にいたお子様が志願して撮影してくれたものです。

九里選手の右手が背後に回っているのは、お子様の塾カバンを手にされていたからです。

 

カープ道の収録にもご出演いただいた数少ない選手のお1人。その節は本当にありがとうございました!

本来であれば、私のX(旧Twitter)で 公開するものなのですが…

やはりこのコラムが最終回ということで、こちらにその写真を掲載させていただきました。

 

そう!ずいぶんと長くなりましたが、タイトルの回収をします。

「ありがとう。さようなら。」と言うことで、本コラム…今回が最終回です!(ババーーーン!)

 

タイトルのありがとうはコラムをご覧いただいた皆様への感謝の気持ち…

そしてさようならは、毎記事毎記事、中身のない私がどうにかしてカープ絡みのネタを絞り出していた日々への惜別を著した言葉です。

 

カープのことを何も知らない 私が、カープを学ぶ番組のMCになり、その番組のMCと言う理由だけでこちらのカープコラムを書くことになりました。

MCである私はもちろんのこと、カープ道は決して本流を進む王道カープ番組ではありません。 試合の勝敗やカープ選手のインタビューなどなど、考えられるすべての要素を排除してお届けしている特異な番組。

カープ球団からは「あの番組には近づくな」と大号令がかかっているなどと言う都市伝説も存在するほどです。

それでもカープ道は腐ることなく、甘えることなく、カープのその周辺情報を今もお届けしています。

 

一見すると、カープには何ら関係のない、カープと言うコンテンツに寄生し、甘い汁を吸おうとしている俗な番組に見られるかもしれませんが、実際は少しずつカープとカープファン…そしてカープ関連番組に影響与えています。

 

 

今年の日南キャンプ。

ルーキーたちが、キャンプ地恒例となっているある体験をしました。

佐藤柳之介投手、岡本駿投手、渡邉悠斗選手の3人が、30年連続で日本一の漁獲量を誇る日南の漁船団の船の上で、カツオの一本釣りに挑戦。

あくまで模型のカツオではありますが、選手たちはその技術を間近で体験できる貴重な機会を得ました。

各局が中継まで出して、その模様を放送。スポーツ各紙もこぞって初々しいルーキーの姿を紙面に載せました。

 

しかし、その陰に 我らがカープ道が暗躍していたことを知る人はほとんどいないのではないでしょうか?

カツオの一本釣り体験からさかのぼること1週間。カープ道は毎年キャンプ前 のタイミングで訪れる日南で、とあるロケをしていました。

それは「ルーキー日南体験をプロデュース」

長い歴史の中で、固定化されつつあるカープのルーキー体験メニュー に新風を吹かせるこの企画。

ぜひルーキーに体験してもらいたい内容の企画を提案するOAを通して、日南観光協会の方へアプローチをしました。

その中に…

 

 

我らカープ道はカツオの一本釣り体験も提案していたのです!

OA直後のある日、今年のルーキー体験がカツオの一本釣りに内定したと言う報告がありました。

そう!カツオの一本釣りの熱狂は私たちが仕掛けたようなもんなんです!

 

残念ながら、カープコラムは今回をもって終了しますが、これからも私たちカープ道は、カープの本流から外れたカープ周りの情報をお届けし続けます!

ぜひこれからもカープ道よろしくお願いします!

 

 

CarpCarpCarp広島ホームテレビで毎週水曜深夜に放送されている「カープ道」。カープを知らない、興味ない、乗っかりたい人必見のカープ学習番組です。CarpCarpCarpでは、毎週木曜日に番組出演者によるリレーコラムを掲載中です。

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