17日DeNA戦を振り返り 継投という選択肢はなかった?
17日のDeNA戦。前回登板で完封勝利を挙げた九里投手が3勝目をかけ先発のマウンドに上がりましたが、惜しくも敗戦。カープOB中田廉さんが試合を分析しました。
■継投という選択は?
「初回立ち上がり、牧選手にホームランを打たれましたが、調子は悪くないように見えました。九里投手らしい、先発投手として試合を作る投球ができていたと思います。」
7回終わって84球という状況に継投の選択もあったのでは?という問いに対しては、「シーズンここまで先発投手陣を引っ張ってきた投手ですし、あの場面でマウンドに上がれるというのは新井監督からの期待の高さがあったと思います。打たれたことは結果論。」と回答。打たれた8回には、守備にエラーがありましたが、九里投手の言い訳をしない姿勢に先発投手として、このイニングをしっかり抑えて試合を作らなければならない責任感を持っているといいます。
■中継ぎ投手登板数の影響は?
「中継ぎ投手の登板数が増えるということは、チームが勝っているということ。チームとしてはいいこと。試合数が偏らないようにチームとしてマネージメントしてもらいたい。」ターリー投手がこのままのペースで登板すると68試合になることについては「あくまでも予想なので、現在は登板間隔も空いていますし、順調に登板を重ねて勝利に貢献してもらいたい。」と語りました。
中田廉さん自身も2014年に66試合に登板と、2試合に1回くらい投げているシーズンがあったことを振り返って「今考えたらとんでもないですね(笑)投げている時はそこまで疲れを感じていなかった。シーズンが終わった後に、疲れが来る部分はありましたね。この頃はチームの中でコンディショニングやトレーニングも今とは違っていました。今は選手自身がマネジメントできる能力が高まっているので、あまり心配することはないと思います。」と当時との違いを説明しました。
CarpCarpCarp編集部