ご挨拶がてら私、山本圭壱の思い出のカープ観戦記パートワン|カープ道リレーコラム第5回

読者の皆さんこんにちはカープを愛してやまない極楽とんぼ山本圭壱です。

1968年2月23日生まれでありまして、出生は東京都新宿区ではありますが父親の転勤で広島に3歳の時にやってきました。

 

広島市南区に移り市内を転々として、19、20歳の頃まで広島で育ちました。出身校は、千田町にあります広島大学教育学部付属小学校から黄金山の中腹にある仁保中学校、高校は広島駅の裏側といいましょうか広島県瀬戸内高等学校であります。21歳でわかりやすく東京に有名になりたいとゆうキーワードひとつで上京致しまて、今日まで至るとゆう55歳の男子でございます。55歳はおじさんではありますが、どうも自分でおじさんと表記するのがまだちょいと抵抗があるので男子とさせていただきます。悪しからず。

 

こんな私山本圭壱がこのカープ道コラムをリレー式でやらせていただき、私の「カープ愛」を少しでも読者の方々にお伝えできればと思っております。記憶の中にある引き出しをフルに活用していきたいと思いますので、多少の間違いには目を瞑って笑ってくださいまし。ではではスタート。

極楽とんぼ山本圭壱さん

 

1984年の9月15日16日、今から39年前になりまして、私山本は高校2年の16歳でございました。この9月15日と16日両日はNPB史上初の背番号0長嶋清幸さんの2日連続のサヨナラホームランでございました。しかも相手はジャイアンツ、そして放ったピッチャーはと言うと西本聖、江川卓、その時代のジャイアンツのダブルエースからの2夜連続のサヨナラアーチ。カープの第1期強くて負けない80年代を象徴する試合でした。

 

そして、この2夜とも広島市民球場で長嶋清幸の放った放物線を一塁側ベンチ上最上段のネット際で観戦しておりました。その時16歳の私は広島市民球場のコーラの売り子をしておりました。カープ好きからとにかくカープの試合を観たいとゆう安易な気持ちからでありました。しかし実態はとゆうと、「コカコーラいかがですか!コカコーラ、スプライト、オレンジはいかがですか!」と観客側に向かって声を出し、当然のようにお客様の目を合わせにいきながら呼ばれたらそちらに向かうとゆうシステムでございました。なので当たり前のように、試合など観ている暇などあるわけもなく、試合展開はわかるものの一球一打での応援なんて程遠いものでありました。

 

しかし7回が終わると売り子さんは引き上げて売り上げの計算と片付けで、それが終わるとその日はお疲れ様でした。そうなりゃそこからが観戦できる唯一の楽しみでありました。一緒にバイトしていた仲間たちと毎試合観戦しておりました。それがあの9月15日16日の長嶋清幸2夜連続ホームランになったのであります。そりゃもう大騒ぎ、市民球場が満員御礼の2試合でありまして、9月も半ばで優勝を争っている時でもありました。そんな時でのサヨナラホームラン!1日ならまだしも2日続けてなんて最&高ではありませんか。大騒ぎ大騒ぎでありました。

 

旧広島市民球場

 

毎回のように最上段での観戦だったのでこんなことがよくありました。その時のそごうデパートのバスセンターにファウルボールが入らないような高いネットが張ってあり、そのネットに直接当たるとスルリと下に落下してくるファールボールをよく取っておりました。まだこの頃はファールボールは係員の方に返さないといけないシステムだったので隠して持って帰った記憶がございます。しかしその時のファールボールはもうどこに行ったかは当然わかりません。そんなもんですね。

 

しかしこの時のカープは強かった。確かこの年はリーグ制覇をして日本シリーズも阪急ブレーブスを倒して日本一になり、そのシリーズMVPも長嶋清幸さんでございました。この84年のベストオーダーはとゆうと1番ショート高橋慶彦、2番ライト山崎隆造、3番ファースト小早川毅彦、4番レフト山本浩二、5番サード衣笠幸雄、6番センター長嶋清幸、7番セカンドアイルランド、8番キャッチャー達川光男、と役者揃いで投手陣は北別府学、山根和夫、大野豊、川口和久の4本柱に小林誠二、とゆう顔ぶれ。とにかく強かった思い出がありまして、強すぎてその後広島市民球場の観客が減ったくらいでもありました。今回は1984年と39年前のものでありましてピンと来ない方には申し訳ございませんでした。次回をお楽しみに。

 

またいつか山本圭壱のカープ観戦記パートツーでお会いしましょう。

 

ライター/山本圭壱(極楽とんぼ)

 

CarpCarpCarp
広島ホームテレビで毎週水曜深夜に放送されている「カープ道」。カープを知らない、興味ない、乗っかりたい人必見のカープ学習番組です。CarpCarpCarpでは、毎週木曜日に番組出演者によるリレーコラムを掲載中です。

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