パ・リーグ芸人とトーク交流戦〜日本ハム編〜 【カープ道】

パ・リーグの猛者との熱き戦い『日本生命セ・パ交流戦2023』がいよいよ幕を開けた。広島ホームテレビ『カープ道』では、今年こそペナントレースの鬼門を勝ち越すべく、恒例企画「パ・リーグ芸人とトーク交流戦」を開催。各チームを愛する刺客を召集。魅力から弱点までを語り尽くしてもらう。

今回は日本ハム大好き芸人として伊集院光さんが登場。その博識ぶりで交流戦を大胆分析する。また、実父が福山市出身で幼少期から野球はカープという環境で育ったというフリーアナウンサー津島亜由子さん(東京在住)が、生粋の鯉党女性ファンとしてスタジオへ。太刀打ちしようとする。

 

 

伊集院さんは、開口一番「他にもファンがいるが、これだけは負けたくない。日本ハム誕生した年にファンになり、“少年ファイターズ会”という子供向けのファンクラブに入会」と、長年の熱愛ぶりを披露。また「大人になって、東京ドーム(旧本拠地)にすぐ行けるように、自転車で通える距離に家を買ったが、35年ローンの3年目に札幌に移転した」と苦笑する。

北の大地に根付いたチーム・日本ハムを語る上で欠かせないのが、今年北広島市に完成した新本拠地「エスコンフィールドHOKKAIDO」。日本で初めて開閉式屋根を備えた天然芝球場で、世界初で球場内に天然温泉とサウナ完備。温泉やサウナに入りながら観戦できるといった、まさにエンターテインメント要素がぎっしり詰まったファン待望の夢のボールパーク。

「北広島市は広島からの移民が開拓した場所と言われているので、カープファンが多い」と話す伊集院さん。満を持して向かった開幕戦では「チケットは売れているのに、観客は3分の1」と言い、みんな食事をしていたほどグルメが充実していると話す。「何年かかけてチームが観客を育てていくのかな。複雑なプレーよりも、でかいHRやスピードガンの数字に盛り上がる。逆にいうと初心者を呼ぶことに成功している。カープは昔、声援が怒号だったが、ある時期から女性ファンも増え、全部アリになった。そこは見習いたい」と語った。

 

監督就任2年目で日本ハム率いる新庄剛志監督。球界屈指のエンターテイナーと新井貴浩新監督の初対決にファンの期待も高まるばかり。「新庄監督は大ファンの僕も良くわからない」と明かす伊集院さん。「新庄監督から声かけられて覚醒した選手もおり、評論やコンピューター分析などでは計り知れない“未知の・のせる力”が良い方にも、悪い方にも出る」という。新井監督については「解説デビューの時に思ったが、データだけではなく本当に勉強をして、話術に関しても真摯に取り組んでいることがわかる」。そして「監督とはどうあるべきかを学んでいる。新庄監督は学んでないと思う」と笑う。

上位争いに遅れをとらないよう、交流戦で勝ち星を重ねたい両チーム。「はっきり言うと、日本ハムは弱い」と断言する伊集院さん。「ただこのトークはカープファンを喜ばせるためのものではない。交流戦で日本ハムを取りこぼしたセ・リーグのチームは落ちていく。投手陣の伊藤大海投手、加藤貴之投手、上沢直之投手はパ・リーグを代表するほどの投手。この3投手を表ローテで単一球団に当ててくることがあるので、あたれば3連敗。その代わりに裏ローテにあたると3連勝の可能性もある。その丸々3ゲーム差はでかい気がする」と可能性を示唆する。

 

勝利のキーマンとして前出の伊藤投手をあげ、野手では、ノルとどんな難しい球でもHRにする新庄二世・万波中正選手に期待する。勝敗については「どちらかの3連勝」と、両チームのファンを気遣った、ベテランならではのバランスの取れた答えを披露した。

最後に「カープって、あんまり強くない時期から、めちゃめちゃ勝つ時期もあって、調子落としてる時期とか何層かにファンが分かれている。そのファンがみんな応援しているチームはすごいと思う。日本ハムは低迷期、上昇期、低迷期がきて、勝たなきゃ見ないってファンもいて、僕みたいに負けても楽しめるファン、さらには新球場だから行こうというファンがいる。その三位一体のファンが、僕の印象ではマツダスタジアムではすごく調和がとれていて、みんなでカープを応援している。日本ハムにもそういうチームになってほしい。新庄監督一人頼りではなく、カープは黒田博樹さんが、前田健太選手が、新井貴浩監督が何をしてきたか考えてほしい」と、伊集院さんは言葉を残した。

 

 

広島ホームテレビ『カープ道』(水曜深夜) 5月31日放送

ライター 湯谷葉子

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