【WBC優勝】侍ジャパン途中離脱の栗林も祝福「大谷さんと同じタイミングでマウンドにいられました」

腰の張りを訴え、侍ジャパンを途中離脱となった栗林良吏投手。マツダスタジアムでの練習後、ヌートバー選手を歓迎したときに着用していた「たっちゃんTシャツ」でインタビュー取材に応じた。

「本当はあの場にいられたらという気持ちはありますけど、世界一になれてうれしいです」。

カープから唯一の選出となったWBCだったが、1試合も登板することなく無念の途中離脱。悔しくないわけがなかった。試合も本音を言えば全部見たかったという栗林。だが、「自分もやらないといけないことがある」とこの日も自分の調整を最優先していた。ちょうど、決勝戦が9回を迎えたとき。チームメートは練習を中断しタブレットで観戦していたが、栗林はマツダスタジアムのマウンドにいた。

 

このことについては「大谷さんと同じタイミングでマウンドにいられました」と話す。

改めて優勝した気持ちを問われると「本当はあの場にいたいという気持ちが強いので、自分もあの場にいて歓喜の輪に入りたいと思いますし、皆さんの喜んでいる姿を見ていると、自分も頑張らなきゃいけないという気持ちにもなったので、次回大会は選ばれて最後までいられるように努力したい」と力強く語った。

 

栗林にとっては不完全燃焼に終わったWBCだが、約1週間後にはシーズン開幕が控えている。

「このWBCで悔しい思いをたくさんしたので、この悔しい思いをシーズンにつなげていきたいなと思いますし、シーズンで今度はカープファンの皆さんを喜ばせられるようにして、カープのみんなとシャンパンファイトしたい」

今シーズンの目標はセーブ王。栗林が目標を達成していれば、秋には「シャンパンファイト」が見られるかもしれない。

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