スポーツの秋!プロ選手が実践するトレーニングで美ボディを目指せ 【カープ道】
スポーツの秋が到来。広島ホームテレビ『カープ道』では、恒例企画の第3弾を敢行。プロ選手が実践するトレーニングで美ボディを目指す。番組MCの中島尚樹さんと小嶋沙耶香アナが訪れたのは、東広島市西条町にある野球専門のジム「Mac’s Trainer Room」。オリックス・山岡泰輔投手や杉本裕太郎選手、カープ・森翔平投手など、これまで20人以上のプロ野球選手と自主トレを行ってきたトレーナー・高島誠さん指導のもと、プロの体作りの凄さを体験しながら、日頃の運動不足を解消していく。
まずは、バーの上でバランスを保ちスクワットする「パルクール体幹」を。前回スクワットできずに終わった二人だが、向きを左右のバランスに変更すると、小嶋アナは成功。中島さんは相変わらず体も曲げられず着地してしまう。バランス感覚だけでなく体幹も鍛えていくこのトレーニングで、今年活躍を見せた森投手も自主トレ中に体幹を強化していた。
ウォーミングアップが終わったところで、プレー全てに連動する基本からスタート。下半身を鍛える「コーンタッチ」は、メトロノームのリズムに合わせ、体をひねってコーンにタッチする反復動作の回数を見る。リズム50で調子に乗った小嶋アナはリズム40に挑むがリズムに乗れず。中島さんはいきなり筋肉がつって続行不可能。思うようにいかない2人には、難易度を下げて、「ハードルまたぎ」を。普段動かさない筋肉を意識するのがポイント。この動きで股関節の可動域が広くなるという。家庭ではペットボトルや長椅子など、目印になるものをまたけばOK。
続いては、プロが的確にボールをとらえるために必要な「目のトレーニング」を。その前に目の動きをチェック。肩幅に広げて親指の先を目だけで追う。小嶋アナは10秒で18回。中島さんは23回。スポーツ選手は30回。早い選手は50回を超えるという。そこで、動体視力や反射神経の向上が期待できるメニュー「ハンド・アイ・コーディネーション」を。目の前にぶら下がったボールを手で叩いて目で追う運動。手と目を連動させることが重要ポイント。選手たちはウォーミングアップで行うというメニューで、目の筋力は向上するのか? 結果、小嶋アナは31回にアップ。中島さんは29回になり、血液の循環が良くなり、見えやすくなったようだ。
最後は、プロに欠かせない走力、瞬発力をアップさせるトレーニング。「光電管タイム測定器」で、一歩目に特化した10メートル走のタイム測定をすると、小嶋アナは2.635秒。中島さんは2.452秒。そこで、重し付きの「スレッド(トレーニング用そり)」押しに挑戦。もも裏、お尻、お腹に力が入り、普段使わない筋肉をイメージしたところ、小嶋アナは2.589秒と0.1秒タイム縮小。中島さんは2.296秒とわずかなタイム差に苦笑した。
プロ選手の体づくりを学び、小嶋アナは「体を動かすって清々しい」と。中島さんは「自分たちが体感するとアスリートの凄さがわかる。そういう楽しみ方もいいかも」と感想を。トレーナー・高島さんは、トレーニングを受け持つ選手たちに「安定した成績を残して欲しい」と、エールをおくった。
広島ホームテレビ『カープ道』(水曜深夜) 10月4日放送
ライター 湯谷葉子