ひと足先にキャンプ地へ!日南の日本一にあやかることができるのか!?【カープ道】
ファン待望のキャンプシーズン到来。広島ホームテレビ『カープ道』では番組恒例、カープの春季キャンプ地である宮崎県日南市を訪れる。今回はキャンプ目前の1月中旬に日南入りし、キャンプ前だからこそ立ち入りを許された天福球場を大公開。さらに40年ぶりの悲願、日本一を目指すチームに代わり、日南にある日本一を探し出し、あやかろうとする。
ゲストは極楽とんぼ・山本圭壱さん。そして、ライオンズ大好き芸人・kjさん。共に日南でキャンプを行うチーム同士、聖地を盛り上げようと参戦。芸人のかたわら、アーティストとしても菊池涼介選手の登場曲も提供するなど、カープにゆかりあるkjさんは、「先日、山本さんの結婚式で菊池選手に初めて挨拶した時、“もう一曲頼むよ”と言われた」と明かした。
さっそく一行は天福球場(日南市天福)へ。選手や監督が囲み取材を受けるボードの前を通り、誰もいないスタンドへ向かう。球場のレフト側にある登り坂では、カープキャンプの伝説“坂道ダッシュ”を体験。続いては、キャンプ前だからこそ踏み込めるエリアへ。真っ赤なラックが目を引くロッカールームを見学し、ダッグアウトへ。そして、今回グラウンドへ入る許可が下りたので、グローブを手にし、選手より一足先に番組関係者一行がマウンドに足を踏み入れた。
そして、勝手に“キャンプインを告げる始球式”と銘打ち、投球を試みる。
球場を満喫した後は、市長の高橋透さんに挨拶するため、日南市役所を訪問。高橋さんは「マツダスタジアムに行ってカープが負けたことがなかったが、昨年6月23日に始球式をした試合で敗戦。その後、送ってもらった新井貴浩監督のサイン入りの始球式のボールに向かい、試合のたびに勝利祈願していると、なんとそれから6連勝。なぜかというと、始球式はノーバウンドの土付かずだったから」と力説した。
日南は、かつおの一本釣り漁獲量が29年連続日本一だと聞き、さっそくあやかろうと、かつお料理の店へ。『かつお専門店』(日南市岩崎)を訪れる。店長の元浦淳一郎さんに自慢のメニューを聞くと、「当店のオリジナル“ゴロゴロ肉鰹の炭火焼き(1250円)”。宮崎名物の地鶏の炭火焼きを参考にした」と言う。さっそく試食した山本さんとkjさんも、かつおとわからないくらい肉肉しい味に舌鼓を打った。
そこへ、カープファン歴30年という店のスタッフ、聖子さんが登場。地元ではアイドル的存在で、カープ選手と親交も深く、生粋のファンとして知られているという。「オシは益田武尚選手」と頬を染める聖子さん。「2月7日(水)と10日(土)には天福球場に当店も出店する」とPRし、「ファンの力で日南を盛り上げてほしい」とも話した。
まだまだ続く「日南の日本一にあやかり旅」。後半戦は次週へ。
広島ホームテレビ『カープ道』(水曜深夜) 1月31日放送
ライター 湯谷葉子