カープ春季キャンプも終盤、サバイバル合戦も激しくなっている。CarpCarpCarp編集部も日南キャンプ初日から取材し、情報をお届けしている。

この企画では、取材班が気になった選手を紹介していく。第2弾は今季からカープに加入したトーマス・ハッチ投手だ。推薦理由は「ブルペン捕手が絶賛していたから」だ。

日南キャンプには第２クールから合流したハッチ。来日したばかり、初めての日本でのキャンプということで、いきなり10割の力では当然投げ込めない。それでも初の投球練習を受けたブルペン捕手が「10割じゃないのに、球威もいいし、変化球のキレもいい。シーズンで投げるのが楽しみ」と絶賛したのだ。

取材した記者も「新井監督も先発として期待と話していたし、九里・大瀬良・森下・床田に次ぐ5枚目の先発になるのでは？」と太鼓判。

さらに、ハッチを含めた今季加入の4人の新外国人選手についても「本当にみんなマジメ。特にハッチは2ケタ勝利を期待したい」

歴代外国人投手に例えるならと聞くと「バリントン（2011～14)でもないし、ルイス（08~09)でもないし…。ちょうどこの2選手の間くらいかな」とのこと。

24日のOP戦vs巨人で初先発したハッチ。2回2失点と数字だけ見れば物足りないが、球威抜群のストレートにキレのある変化球は噂通り。本人も「もっと日本の打者に慣れていきたい」と、意欲十分。

日本の応援スタイルについても「オープン戦なのにたくさんファンがいて、熱意のある応援だった。シーズン中はもっとすごい応援になるだろうから楽しみ」と、日本野球をどん欲に受け入れているようだった。

CarpCarpCarp編集部