期待しかない!新井カープを開幕直前に語り尽くす 【カープ道】

3月31日、待ちに待ったセ・リーグのペナントレースが開幕。新井貴浩監督就任1年目のシーズンにファンは期待しかない。そこで広島ホームテレビ『カープ道』では、進化を遂げるチームに接してきた面々がポジティブ思考で新井カープを語り尽くす。ゲストは、レジェンドと呼ばれるフリーアナウンサーの神田康秋さん。自称カープ芸人のボールボーイ佐竹さん。そして、今年広島ホームテレビの勝ちグセ中継で、実況を担当する榮真樹アナ。

 

カープ道

 

去年を振り返るとカープはリーグ5位。交流戦の借金8をそのまま引きずって、66勝74敗3分。盗塁26でリーグ6位。併殺打はリーグトップの112と課題は山積みだ。新たな指揮官はこの状況をどのように打開していくのかを探るため、3つのポイントをあげる。まずは<機動力野球復活への道>。榮アナは「赤松真人一軍外野守備・走塁コーチは、走塁のスペシャリスト。盗塁の場合、スタートとかリードの大きさもそうだが、投手のクセをどう見抜くかを徹底的に練習していた」と話す。神田さんも佐竹さんも、選手の走塁意識が変化していると同意。

 

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その変化を垣間見たのは、3月11日のヤクルトとのオープン戦。秋山翔吾選手が出塁し、続く菊池涼介選手はサードゴロに倒れるも、ヒットエンドランを仕掛けていたのでダブルブレーは免れた。神田さんは「面白い野球をしている。去年の反省が生きている」と感心する。

 

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次の課題は投手陣の整備として<新井流勝利の方程式>を考える。ストッパーは栗林良吏投手だと3人が口を揃えるが、「緊急事態を想定して、N.ターリー投手、島内颯太郎投手など抑えの代役も新井監督はキャンプ中に考えていた」と榮アナは話す。神田さんは「構想通りにいかないのがプロ野球だということを新井監督は知っているので、おそらく準備はしている。いつでも3人は一軍に上がれるようにつくっておいてくれ、と二軍のピッチングコーチに指示しているので、勝利の方程式は若手へのチャンス」とも。

 

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3つ目は<新井新体制は機能する!?>。榮アナは「新井監督は、選手が迷わないように、すべて担当コーチに任せている。試合後のミーティングでも、各担当コーチがしゃべったら“よし!それで行こう”の一言」と、一歩引く姿が良い方向へ導くと見る。

 

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続いては、対ヤクルト戦の開幕スタメンを予想。神田さんは「構想に共感したメンバー」。佐竹さんは「ヤクルト先発の小川泰弘投手が右投げ。左打者中心のメンバー」。榮アナは「機動力重視で初回大量得点」をポイントに予想。それぞれの予想スタメンはご覧の通り。

 

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キャッチャーは坂倉将吾選手で一致。神田さんは「坂倉選手は去年全143試合出場で打率.288と3割近く打てるバッターが、キャッチャー1本でいくという。(先輩の)會澤翼選手は、ずっと一人で特打していた。黙々と練習する姿にベテランの意地、男気を感じたので、きっと坂倉選手を助けてくれると思う。戦いながら勉強する坂倉選手の成長に大いに期待。その戦いが優勝に繋がる」と力を込める。

 

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最後に、今年思わず胸がキュンキュンする<ニューヒーロー候補>を発表。なんと3人が一斉に、田村俊介選手の名前をあげる。持ち前のバッティングセンスで高卒2年目ながら開幕1軍入りを猛アピール。神田さんは「バットがまるでゴムのように見える、しなやかなバッティング。将来主力になると自覚もしている」と大絶賛。榮アナは「新井監督が解説の前田智徳さんに“良いバッターですよね?”と聞くと、前田さんも“すごい才能を持った選手”と答えたほど」と話す。

 

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佐竹さんは、加えて西川龍馬選手の名前もあげる。独自情報として「西川選手は常に“今年は優勝してハワイに行きましょう”と会う人会う人にむちゃくちゃ言っている。優勝以外のことを言っていない」と明かす。今シーズンはカープ優勝?そしてハワイ取材に3人が帯同?と、期待が高まった。

 

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広島ホームテレビ『カープ道』(水曜深夜) 3月28日放送

ライター 湯谷葉子

 

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