毎年恒例!パ・リーグ芸人とトークの交流戦を〜オリックス編〜【カープ道】

まもなく始まる日本生命セ・パ交流戦2024。鬼門と呼ばれていたパ・リーグ球団との戦いだが、新井貴浩監督率いるカープ1年目の去年は、勝率5割をキープし7位に。今年はさらに上位へと期待がふくらむ。そこで広島ホームテレビ『カープ道』では、毎年恒例の企画を。パ・リーグを愛する芸人たちを4週にわたり迎え、戦力や気になるワードを聞き、そこから戦いの見どころを探っていく。※データは5月8日の収録日現在

 

 

初戦はパ・リーグ3連覇を達成したオリックス。球団お墨付き芸人の1人、タモンズ・安部浩章さんが登場。全試合をチェックするカープ大好き芸人、ユマさんが迎え撃ち、トークの交流戦を繰り広げる。去年、エース山本由伸投手を中心に、リーグトップ2.73のチーム防御率で首位を独走。盤石の戦いで3連覇を達成。しかし安部さんは、「はっきり言って今年ひどい。4位で良かったなというくらい。怒っている。野手陣がだらしない。エース宮城大弥投手は防御率1.49ながら4敗。1対0とかで負けちゃう」と怒りをあらわにする。

 

 

去年の交流戦では、カープが1勝2敗でオリックスに負け越している。今年は5月28日(火)から30日(木)まで鯉の聖地マツダスタジアムで対戦。今年はエラーが目立つオリックスに、安部さんは「人工芝は守りやすいが天然芝や土のグラウンドは苦手。ドームではないマツダスタジアムで、オリックスは80くらいエラーするんちゃうかな」と苦言を呈する。

 

 

カープからFA加入した西川龍馬選手については、「いま結果が出なくて、7番くらいを打っている。このまま使い続けると打ってくれるのかな?ただ、すごい選手だなと思ったのは、今年1本だけ打っているHRは、頭に当たるかくらいの球を、ライトポール際に飛ばした。“悪球打ち”とは聞いていたが、これがウワサの“変態打ち”かと。ここから上げてくれると期待している」と話す。

 

 

オリックスの打撃陣といえば、ラオウこと杉本裕太郎選手や、去年初の首位打者に輝いた頓宮裕真選手ら球界屈指の攻撃力を誇る。しかし、「特に試合の前半で1点取ったら、後は取った気でおる。後半逆転勝ちがない。粘りで優勝してきたのに6回以降点が入らない。去年、一昨年の主力の森友哉とか、そのへんが軒並み打ってない」と安部さん。中でも期待は、「ベネズエラ出身のレアンドロ・セデーニョ選手。育成で入って、オリックスが育てた外国人選手。セデーニョ選手がHR打つか、相手がエラーするかしかオリックスの得点パターンはない」と言い切る。若手の注目選手には、ドラ1ルーキー横山聖哉選手の名前をあげ、「いま二軍で打ちまくっている。一軍にあげてくれ!といっている。もうすぐ呼ばれると思う」と期待する。

 

 

投手陣に話がいくと、安部さんは「投手力は落ちてない」とキッパリ。去年シーズン16勝を挙げた山本投手はメジャーへ。11勝の山﨑福也投手は日本ハムへ移籍。「2人合わせて27勝の穴を埋めなくてはいけない。すごい数字だと思っていたが、アンダーソン・エスピノーザ投手というベネズエラ出身の投手がいいピッチングをして、すでに4勝。あとは東晃平投手、曽谷龍平投手という、去年の後半戦ちょっと出てきた投手が今シーズンずっといいピッチングをしている。投手陣は大丈夫」と、太鼓判。さらに、「ベネズエラ出身のアンドレス・マチャド投手がすごい。交流戦でも注目。来日して第1球が162キロ。次に投げたチェンジアップが151キロあった。しかもいいところに決まったので、すごい投手が来たな」と、驚いたという。

 

 

28日から始まるオリックスとの3連戦。勝敗は、安部さんとユマさん共に「3勝0敗」と予想。それも「2-1、1-0、3-2」と、接戦をものにする試合結果まで全く同じ予想となった。

 

 

安部さんは、どうしても伝えたいことがあると言い、広島で来月行われるタモンズのライブ<『タモンズライブ「詩芸」47都道府県ツアー【広島公演】』日時:6月19日(水)18:00開演場所:JMSアステールプラザ>のPRも忘れなかった。

 

広島ホームテレビ『カープ道』(水曜深夜) 5月22日放送

ライター 湯谷葉子

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