“生”カープ道を敢行!その日の試合を深夜に生放送で振り返る【カープ道】

広島ホームテレビ『カープ道』は、当日行われたDeNA戦を生放送で振り返る「生カープ道」を敢行。カープ応援中継“勝ちグセ”を担当した広島ホームテレビ野球解説の安部友裕さんと、榮真樹アナをスタジオに招き、勝敗のポイントを徹底解説してもらう。※データは4月17日現在

 

左から、中島尚樹さん(番組MC)、安部友裕さん(広島ホームテレビ野球解説)、榮真樹アナ(広島ホームテレビアナウンサー)

 

試合の結果は5−1でカープが勝利し、DeNA相手に2連勝。番組MCの中島尚樹さんは、「生カープ道の度にカープが負けていた。過去2回は10点差くらいついて大敗。試合のV(VTR)も流さなかった。なので番組スタッフは今日初めてカープの試合を編集した」と明かす。

 

 

安部さんによると、「今日の勝敗ポイントは、アドゥワ誠投手への代打策。好投していたアドゥワ投手だが4回、代打を送られた。ノーアウト1、2塁で代打の二俣翔一選手がバントを決めた。それまで相手のミスが重なっていたので、好投のアドゥワ投手に代打を送り、勝負手に出て、得点につなげていった」と、新井貴浩監督の思い切った策を賞賛した。

 

 

榮アナは、「二番手、塹江敦哉投手の好リリーフ。先発のアドゥワ投手降板で、二番手で上がった塹江投手。試合がバタバタしている中、代打の井上絢登選手、1番の度会隆輝選手、2番の関根大気選手と3人続いた左打者を完璧に抑え、この試合初めて三者凡退のイニングを作る。バタついた試合を落ち着かせた。3−1でまだ2点差。DeNAの上位に打線がいくという場面。失点すると、どちらに流れがいくかわからないというところで、3人で抑えた」と、勝敗のポイントを語った。

 

 

4月19日から始まる巨人との3連戦の見どころを聞くと、安部さんは、「まだ勝ち星のない九里亜蓮投手。開幕投手の意地を見せてほしい」。榮アナは、「前回の対戦は3連敗。今度は地元ファンの前で、できれば2勝1敗か、3連勝。地元の地の利をいかして、がんばってほしい」と話す。

 

視聴者から「今年のイチオシ選手」を聞かれた安部さんは、「宇草孔基選手にがんばってほしい。そろそろ打たないとヤバい」と、活躍を祈る。また、左手にデッドボールを受けた田村俊介選手については、「去年も左手を骨折している。打ちにいく時、上からではなく、トップが残って下からいくようにすれば、もっと打てるし、ケガも防ぐことができる」と、自らバッティングフォームの手本を示して、解説した。

 

 

カープ芸人のゴッホ向井さんは、マツダスタジアムの前から生中継。そこに、カープファンとして知られ、本日のカープ応援中継“勝ちグセ”にもゲスト出演した新日本プロレスの内藤哲也さんが登場。4月27日(土)に広島サンプラザホールで開催される「JR HAKATA CITY Presents Road to レスリングどんたく 2024」広島大会をPRし、深夜の生中継を〆た。

 

左から、ゴッホ向井さん(カープ芸人)、内藤哲也さん(新日本プロレス)

 

広島ホームテレビ『カープ道』(水曜深夜) 4月17日放送

ライター 湯谷葉子

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