「3時間後にスイッチを入れなおすのは大変なんです!」”代打の切り札松山”を代打の神様前田智徳が絶賛

6月14日の試合前現在で、代打成績が20打数8安打10打点という松山竜平。13日の楽天戦でも代打でタイムリーを放つなど、ここまで勝負強さを見せつけている。現役時代、同じ左の代打としても活躍したカープOB前田智徳さんも絶賛している。

「今年の松山選手は活躍が目立ちますよね。きのうのタイムリーのシーンも、5点先制されて5回に出番が回ってくるんですよね。 犠牲フライや内野ゴロでの1点ではなくて、点差があるのでヒットでつながないといけないという場面で、本人もそれがわかっている中でヒットでつないで、打点をあげてビッグイニングの可能性を広げた。今年は特にそれを使い分けていますね。わかっていてもできることではないんですけど、1点取ればいいという場面では犠牲フライ・内野ゴロでいいので。今年の松山選手はその使い分けというのができている印象です」。

前田さんも現役時代の晩年は『代打の切り札』として活躍。2012年は43打数16安打9打点.333。2013年は11打数4安打4打点.364という成績を残している。そんな前田さんに代打の心得を聞いてみた。

「松山選手は大したものだと思います。私もそうですけど、代打というのは、ウォーミングアップが終わって3時間後とかに出番が来るんです。そうすると、寝落ちしています(笑)。ですが、しっかり汗をかいてテンションを上げて、行かないといけない。相手投手の決め球を一振りで仕留めないといけない。自分のゾーンに入っていかないとなかなかいけない。代打の苦労を知っているので、今の松山選手は大したものですよ」。

前田さんお墨付きの、代打の切り札松山竜平にこれからも注目だ。

 

(前田さんの詳しい解説はこちらからどうぞ)

 

CarpCarpCarp編集部

 

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