魅力再発見!カープ名物広報とズムスタ散策〜陳さんぽ・後半戦〜【カープ道】

真夏の正念場を迎え、首位争いを繰り広げる我らがカープ。あらためて鯉の聖地を見つめ直そうと、広島ホームテレビ『カープ道』では、前回に続き、カープ球団広報の陳浚錡(チェン・チュンチー)さんを案内人に、「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島(以下、ズムスタ)」を散歩しながら、ズムスタの魅力を再発見する。

 

 

案内人はカープ球団広報の陳浚錡(チェン・チュンチー)さん。台湾出身の陳さんは、カープ球団公式HPにブログ『你好(リーホー)陳です!』を開設。台湾の公用語・中国語と日本語の両方で記事を掲載し、グローバルな視点でカープの魅力を発信している。そこで新人アナ、岡本愛衣アナと野村舞アナが番組MCの中島尚樹さんと一緒に、陳さんのブログに載せてもらえるような一味違ったネタ探しにチャレンジする。

 

 

コンコースで見つけたのは「タガメオブジェ」。陳さんは「昔は水田やため池がよくあったが、近年減ったので絶滅危惧種に。森林公園協力のもと教育の一環として設置」と説明。すると、野村アナと中島さんが「タガメ」を食べたことがあると告白し、陳さん驚愕。その味に興味津々で、「苦かった」というタガメの味が、ブログ掲載の最初の候補となった。

 

 

続いても新登場の動物オブジェ「ウサギオブジェ」。ウサギの島として知られる大久野島のある竹原市の市政65周年と、干支のウサギ年が重なって設置されたという。「帽子にCの文字をあしらい、チームもウサギのように飛躍の年になるようにとの願いを込めた」と陳さんは話す。日本語でウサギは「一羽、二羽と数える」という日本語ならではの数え方を教わり、こちらもブログ掲載候補となった。

 

 

コンコースを後にした一同は、球場正面のグッズショップへ。新井貴浩監督の特大パネル(縦約6.6m、横約5.8m)が出迎える。シーズン前に大幅にリニューアルされ、通路も広くなったグッズショップには、およそ650種類のグッズがズラリ。内装はメジャーリーグを参考にしており、陳さんのブログにもその様子が掲載されている。

 

 

最近発売された「Arai Duck」(700円)や、おやつ等を入れて食べながら試合観戦できる今年の新商品「メガヘルメット」(1,800円)、「秋山3Dマグカップ」(3,000円)を陳さんは紹介。野村アナは、「カンフーバット」(750円)を手に取り、音マネをやってのける。さらに岡本アナは、鳴子の代わりに「応援ハンド」(750円)を握り、軽やかに“よさこい祭り”の踊りを披露。2人の特技とカープグッズのコラボも第3のブログ掲載候補となった。

 

 

奥に進んで、設置される実物大のロッカーを見学。またグッズのカタログに、栗林良吏投手の名前入りタオルを掲げ、エキストラ出演する陳さんを発見。そこで陳さんは、日本のプロ野球の「守護神」を、台湾流では「終結者(ゾン ジェ ザー)」というと、台湾の豆意識を紹介。「映画『ターミネーター(中国語読み=「終結者」)』が公開された年、台湾のアナウンサーが野球の試合実況中に抑え投手を“終結者が出てきた”と例えた事が発端」と解説する。

 

 

次に訪れたのは、グッズショップの2階部分に3月にオープンした「カープギャラリー」(試合がない日は10時〜16時まで営業・入場無料)。歴代ユニフォームをはじめ、現役選手たちが実際使った用具を展示。セ・リーグ優勝や日本一のトロフィーも並ぶ。黒田博樹投手の最後の試合のピッチャープレートの展示を前に、中島さんが「ある報道番組で放送された黒田投手の再現ドラマで本人役を演じた」と明かすと、陳さんはかすかに興味を示す。

 

 

展示されたユニフォームに頭を出して「歴代ユニフォームを着ている風写真撮影」も提案。合わせて5つのブログ掲載候補。どのネタが採用されたかは、陳さんのブログ『你好(リーホー)陳です!』を要チェック!

 

広島ホームテレビ『カープ道』(水曜深夜) 8月9日放送

ライター 湯谷葉子

 

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