日南キャンプ初日、室内練習場での打撃練習で少し変わった風景があった。内野のレギュラーを狙う、矢野雅哉。守備・走塁は他の選手からも賞賛の声が聞かれていて、打撃に磨きがかかれば十分レギュラー争いに加わる存在だ。

その矢野だが、スパイクを脱いで打撃練習をしていた。その理由を本人に聞くと「スパイクを履いてやるより、素足の方が地面を掴む感覚がわかりやすいんです」とのこと。

この練習を提案したのは、ヤクルトの村上宗隆。オフの自主トレに際に左足の感覚を覚えた方が良いとアドバイスを受けたという。

「守備走塁に関しては、いつ実戦が始まっても大丈夫」と言う矢野。このキャンプ、矢野のバッティングにも注目だ。