カープキャンプは第2クール突入 中村奨成ら2軍から6選手合流で競争激化

カープのキャンプは1日のオフを挟み、6日から第2クールに。この日から、2軍も日南に合流となり韮澤、羽月、中村奨成、二俣が1軍へ。上本、會澤、松山、野間が2軍で独自調整となった。

なかでも打撃練習で快音を響かせていたのが中村奨成。限られたチャンスをつかみ取ろうと覚悟を持っての合流となった。
「とにかく1軍にしがみついて、1年間1軍で戦うんだぞという気持ちでいます。野球をまだまだ続けたいのでしっかりと結果を残して頑張ります」(中村奨)

投手陣では期待の新助っ人ハッチとハーンが合流。練習メニューでは予定されていませんでしたがいきなりブルペンに。ハッチは変化球を交えながら29球、ハーンも25球と新井監督ら首脳陣が見守る中順調な調整ぶりを披露しました。

ハッチは「今日は初めてのブルペンだったので、感覚をつかむことを意識したが内角・外角と制球も意識した中でいい投球ができたので良かった」と、振り返った。
ハーンもストレートの制球も良かったし、変化球の曲がり幅もよかった日本の野球に適応するためにやってきたことを出せたと思います」と、初ブルペンの手ごたえを口にした。

また、2年目の斉藤は早くも今キャンプ3度目のブルペン入り。3日に黒田アドバイザー松坂大輔さんから投げ込みの大切さを学んだ影響もあったのか140球を投げ込みました。

「(後半は)自然と力が抜けた感じで投げられたので今後もあの感じで投げたい(あす以降も)自分の体の様子を見て、投げられる時はしっかり投げたい」(斉藤)

そして今日から2軍も日南でキャンプがスタート。ドラフト1位ルーキー・常廣はブルペンには入らず。コンディショニングなどで調整を行いました。

「いよいよ始まったなというわくわくした気持ちです。これから実戦が増える中で課題も見つかってくると思うので、1軍で勝てるピッチャーになれる土台を作り上げられるキャンプにしたい」(常廣)

左膝内側半月板損傷で離脱していた末包も2軍キャンプに合流。ブルペンで打席に立つなど早期復帰へ意欲を見せました。

「もちろんけがした時よりはよくなっているので今できることをしっかりやっている状態です自分の希望はこの2月中になんとか治して、3月の試合に徐々に入っていきたい」(末包)

 

CarpCarpCarp編集部

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