広島東洋カープの開幕投手が九里亜蓮に決まった。16日の練習後に新井監督が明言した。

「九里は（大瀬良）大地と同期入団で、ずっと争ってここまで成長してきていると思うし、彼からも開幕行きたいという気持ちは初日から投げ込んでいる姿とかを見て感じていた。開幕投手は彼のここ数年の目標だったと思うし、『任せたぞ』と伝えました。」と、理由を明らかにした。

九里のコメントは以下の通り

「開幕投手は亜蓮でいくので任せたぞ、と言っていただいた。先発投手としてやらなければいけないと思っていた場所。実際そこに選んでいただいたからには、いい準備をして持っているものを100％出し切れるようにやっていきたい。開幕まで1日も無駄にすることなく、できることをやっていきたい」。

九里は2013年ドラフト2位でカープに入団し、今シーズンで11年目。1年目から先発・中継ぎとフル回転でチームを支えてきた。2021年には13勝をマークし最多勝のタイトルを獲得。昨シーズンもリーグ最多の投球回数を記録するなどチームに欠かせない存在となっている。