カープキャンプ取材班が見た今季注目選手④滝田一希「ストレートが良いのに、そのストレートをさらに磨いている」

カープ春季キャンプも終わり、オープン戦も本格化。CarpCarpCarp編集部も日南キャンプ初日から取材し、情報をお届けしてきた。

この企画では、取材班が気になった選手を紹介していく。第4弾はルーキーの滝田一希投手だ。

 

中でも印象に残ったのが、2月8日の日南キャンプでのシート打撃。初めてプロのバッターを対峙した場面で最速148km/hを計測。多くの評論家も滝田のストレートを評価していた。

それでも滝田は「やっぱりストレートはまだまだ全然回転数とか回転効率とか、実際に投げてキャッチャーに届く間の音とかも全然違いますし、そこはまだまだほかの投手に比べて物足りないところです」と自己分析し、さらなるレベルアップが必要だと感じているようだ。

成長のために行っていることが「動画での研究」だ。

「(自分が)どう進化できるかというか、去年の自分を越えられるかというのを毎年やっているので、どう球速を出すとか回転数を上げるかとか(球の)キレを出すとかはいろんなYouTubeとかでいろいろ見たりしています。ダメだったら捨ててよかったら自分なりに代えてっていうのはずっと大学時代からやってきたので、今もそれを続けているという感じです」

 

沖縄キャンプでもアピールを続け、キャンプ終了後も1軍帯同が続く。このまま1軍で生き残り、本人も語っていた早期での「プロ初勝利」を期待したい。

 

CarpCarpCarp編集部

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