「カープ道×カープ鳥」コラボ!大人の世界は色々と難しい?|カープ道リレーコラム第47回

ライター/中島尚樹(カープ道MC)

 

突然ですが、ここで問題です。

丸の中に入るひらがな一文字をお答えください。

それでは、シンキングタイムスタート!

 

チッチッチッ…

チッチッチッチッチッ…

チッチッチッチッチッチッ…

 

何をやっても文字数は稼げそうにないので、話を先に進めます。

丸の中にひらがなの『う』が入ると言う方は多いと思いますが、意外とひらがなの『り』を入れた人も多かったんじゃないでしょうか?

団体、企業、飲食店、果てはテレビ番組まで…

その名にカープを冠した名前は数あれど、ここまで酷似したカープ乗っかりネームは「カープどう」と「カープどり」を除いて、他にはないと思います。

そんな二大巨頭がついに手を結ぶことになりました!

 

事の発端は、カープ道収録でのこと。

カープポジティブ芸人の異名を持つ神田康秋さんと、自らの営業トークによって、同番組のゲスト出演と言う偉業を成し遂げたSKE48藤本冬香さんの3人で、ズムスタ散歩を行った時のことでした。

カープ観戦の帰り道、必ず店の前を通りながらも一度も入店したことのなかったカープ鳥に一度は行ってみたいと言う藤本冬香さんのお願いを叶える形で、カープ道とカープ鳥はついに出会ってしまいました。

 

カープ鳥のことを知らない方のために簡単な補足をしますと…。

カープ鳥は焼き鳥のメニュー名が選手や監督の名前になっています。

その名前は毎年プロ野球開幕前の店長会議で決まり、開幕戦と同時にメニュー名が発表されると言う実に面白いシステムを採用しています。

ロケ当日もシーズン前でしたので、スタメン予想やメニュー名の予想、焼き鳥の実食などで盛り上がりを見せたわけですが、ここでも、中島はある提案をするわけです。

「色んなメニュー名がありますが、カープ道と言うメニュー名を使ってもらっても構いませんよ。」

コラボを申し出してたわけです。

「ここでも」と言うのにもわけがあり、カープ道はどこに行ってもコラボを要求する番組なんです。

 

影響力の大きな取材先にはすぐにコラボを申し出て、何とか恩恵にあやかろうとする傾向があります。

過去にもこの唐突なコラボ依頼は構想してきた歴史があるからです。

このコラムでもなじみのあるカープ球団広報チェンさんとのブログ内コラボに始まり、カープ坊やをデザインしたガリバー岡崎さんとのポスターコラボなどなど、多くの実績を残しています。

 

 

結局、「わかりました」と言いながら実現していないのは、野球太郎の編集長 持木さんとのコラボ企画『紙面にカープ道のコラムを作ってもらう』と言う約束くらいです。

 

このような成功体験が多くある私たちにとって、カープ鳥さんへコラボを打診するのは当然の流れでした。

そして、例のごとく、丁重にお断りされるか、野球太郎編集長さんのように「持ち帰って検討します」と言う便利な言葉でうやむやにされるかのどちらかだと思っていました。

しかし、カープ鳥は違います。

カープ鳥の社長 牟田さんはその場で、カープ道とのコラボ承諾をしてくれました!

 

それから数日…。

番組プロデューサーからLINEが入りました。

1つは画像そして1つはコメントです。

画像を開いてみると、そこにはなんとカープ道とカープ鳥がコラボしたポップデザインがありました。

 

 

「カープ鳥さんがコラボを引き受けてくれました!」とプロデューサーの喜びの声が添えられていました。

私はすぐさま「嬉しいですね!」とコメントを返しましたところ、涙を流しながら喜ぶスタンプが送られてきたその後に続けてコメントが…

「これ神田さんと藤本さんサイドの許可 降りるかなぁ。」

気楽にコラボコラボと騒いでいますが、大人の世界は難しいんだなぁと感じた次第です。

 

そして、開幕戦当日…私たちはカープ鳥 広島駅前店に向かいました。

そこで見たものはなんと!

 

(次回コラムに続く)

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