ライター／ユマ（カープファン芸人）

 

生まれてこの方、野球以外のものにハマることは一切なかった私が、ここ数年欠かさずチェックしてグッズを購入するほどハマっているものがあります。 それが、「ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ」。 ちいかわとその友達のハチワレ。うさぎ達が送る日常を描いた物語で、2020 年イラストレーターのナガノ氏が X(旧 Twitter)上に連載を開始後、みるみるうちに全国的に人気となり、現在もその人気は収まることなく老若男女問わず人気があります。

登場人物は不思議な生き物も多くSF的な世界観が強いのかと思いきや、私たちの生きる人間世界と似たような悩みがあったり、小さな幸せを見つけることに喜びを感じていたり、「共感」できることもちいかわの大きな魅力。 また、困難に立ち向かうちいかわたちを応援したくなるというのも、何年も継続して楽しめる要因だと思います。

「老若男女に人気」
「日々の悩みや小さな喜びを感じる」
「応援したくなる」

そうです。ちいかわとカープは共通点が満載なのです！！！！！

ということで今回は勝手ながら（本当に勝手ながら）、私の大好きなものと大好きなものを出会わせ、発想を飛躍させ、ちいかわをカープの選手たちで連想してみました。

 

●ちいかわ

ちょっぴりシャイで泣き虫だけど友達想いで優しい性格の持ち主。友達のピンチを救うためなら素手で戦うこともある。一生懸命な姿が印象的。 そんなちいかわは、九里亜蓮投手。

 

大人の事情で・・・「絵・ユマ」

 

仲間想いで気持ちが熱く、チーム事情によってはリリーフで調整・登板して一生懸命腕を振る。そして何より、目標にしていた開幕投手の座を掴むために努力を重ねた姿は、ちいかわが草むしり検定の試験勉強を頑張る姿と重なります。ちいかわもいつか九里投手のように合格しますように。

 

●ハチワレ

ちいかわの1番のともだち。社交的で常にポジティブ。好奇心旺盛で怖いもの知らずな一面もあるが、友達想いで優しい。洞窟に暮らしており、慎ましやかな生活をしている。少し天然。 ちいかわが九里投手であれば、ハチワレは大瀬良大地投手。お互いを「大きな存在」と言うくらい良き仲間、良きライバルでもあるお二人。

 

大人の事情で・・・「絵・ユマ」

 

そして大瀬良投手といえば仲間や後輩想いでとにかく優しい。あとこれはイメージですが、年俸に沿うようなド派手な生活はきっとされていない。 ちなみにハチワレの名セリフに「なんとかなれーッ！」というのがあるのですが、大瀬良投手が昨年プロ初盗塁を成功させた際、「なんとかしたいと走りました」とコメントされていました。これはもう、ハチワレです。

 

●うさぎ

自由奔放で、思いのままに突進したり奇行を繰り広げることがある。「ウラ」「ヤハ」「ハァ？」などよく叫ぶ。しかしちいかわやハチワレがピンチの時に助けたりする友達思いの面も多くある。 もはや“奇行”とも言えるほどの守備を繰り広げる、それは菊池涼介選手。

 

大人の事情で・・・「絵・ユマ」

 

「打球を捕る前に投げてる」とか「関節、どうなってるの？」とファンに思わせるような動き。またある時は喜びの表現として松山選手のお尻を蹴り上げたり、後輩の耳元で何かささやいたり・・・。根強いファンが多い所もうさぎと同じです。また“おっきい討伐”の際に即時撤退を選択するなど周囲の状況を冷静に観察・分析して行動しているような姿は、菊池選手の後輩への指導などチームを思う行動にも通じる所があります。

 

●モモンガ

目が大きく、とにかく可愛い。ぶりっこ。毛がふんわりしている。労働の鎧さんに「大きい声を出せ」など度々無茶振りをして、最後に可愛こぶる場面が定番となっている。 モモンガは、森下暢仁投手。

 

大人の事情で・・・「絵・ユマ」

 

目が大きくてとにかく可愛い、とにかくビジュが良い。髪の毛がふんわりしている。ベンチで大きなタオルを纏う姿の破壊力たるや。 宇草選手に関して「自分が投げる試合は基本的に打ってくれるので、打つだろうなと思って見てました」「また打ってもらいたい」と淡々と語るその姿、モモンガ感があります。

 

●くりまんじゅう

お酒が大好き。口数は少ないが、労働で疲れたちいかわやお酒の資格試験の勉強をするシーサーに差し入れするなど面倒見が良い。 お酒が好きで面倒見が良い。これは松山竜平選手そのものではないでしょうか。

 

大人の事情で・・・「絵・ユマ」

 

まるくてキュートな見た目も似ているかも…。あと中身（という概念）があんこな所も一緒です。

 

●シーサー

他人に優しく表情豊かで笑顔がまぶしい。お酒の資格を取得するために勉強をしており、くりまんじゅうに師事している。 笑顔が素敵で勉強熱心で、くりまんじゅうさんを慕っている。田村俊介選手です。活躍まちがいなシーサー。

 

大人の事情で・・・「絵・ユマ」

 

●ラッコ

討伐ランキング 1位の「上位ランカー」で、トップレベルの実力と高い実績を持つ。後輩の面倒見がよく慕われている。甘党。 実力と実績で後輩に慕われている、これは秋山翔吾選手。

 

大人の事情で・・・「絵・ユマ」

 

凄い剣さばきでちいかわ達を助けてくれるラッコさんですが、超甘党だったりゲームは下手だったりする所は後輩からもイジられ愛される秋山選手のキャラクターと重なります。

古本屋さんの朗らかな笑顔と眉毛は塹江選手っぽいとか末包選手の一人称は「オデ（俺）」っぽいとか、まだまだ妄想は捗りますが今回はこの辺で…。

 

 

広島ホームテレビで毎週水曜深夜に放送されている「カープ道」。カープを知らない、興味ない、乗っかりたい人必見のカープ学習番組です。CarpCarpCarpでは、毎週木曜日に番組出演者によるリレーコラムを掲載中です。