守護神・栗林の代役は…?「奪三振率の高い投手を起用すべし!」

開幕から1カ月を勝率5割で終えたカープ。4月最後に行われた巨人戦では2番に西川龍馬を起用するなど、打線に変化も見られてきている。カープOB安部友裕さんに現状のカープ打線を分析してもらった。

■打線を大幅に入れ替え14安打11得点

巨人との第3戦、カープは「3番秋山・4番マクブルーム・5番西川」のクリーンアップを初めて変更し、西川を2番に置き、5番に松山を置く打線を組んだ。結果、14安打11得点で巨人に快勝。西川、松山もともに結果を残す結果となった。新井監督の狙いを安部さんは次のように分析した。

「僕が思うになんですけど、松山選手を入れましたよね?意図としては、攻撃に重きを置いたということではないでしょうか。西川選手はどの打順でも対応できますからね」。

5月1日現在、打率3割を超える西川。安部さんが注目する選手の1人だ。

「本人もかなり意気込んだシーズンだというのが、数字を見てわかると思います。西川選手、今年盗塁多いですよね(5月2日時点で3盗塁)。走る意識もすごくあって無駄にしている打席が少ないなという印象です。以前は、近くで見ていて無駄にしてしまう打席というのがありましたが、新井監督になって、初回のバントもなくなって、西川選手はエンドランも当てる技術があるので、2番西川で打線に厚みが増すのではないでしょうか」。

そしてもう1人。巨人戦で結果を残したのが松山竜平。安部さんは同期入団の選手の話になると声のトーンがあがった。

「ただ打ってくれて嬉しい。そういう思いなんですけど、打点への嗅覚というか打つべき場面をわかっていますよね。今年の松山さんは足が動いてます!内野安打打ってますから!チームに欠かせない選手です。打撃に関して、僕から言うことはないです!」

■栗林良吏の登録抹消

いまのカープの話題と言えば、守護神・栗林良吏の登録抹消だろう。去年までの2年間は絶対的抑えとして君臨。今回の抹消が3年目にして初となった。この緊急事態をカープはどう乗り切るべきなのだろうか。

「WBCでは腰に張り、そして今は足ですか?本人は行けると言ったみたいなんですが、しっかり万全な状態で戻ってきてほしいです。」

そんな栗林だが、サヨナラ負けを喫した巨人戦で気になるシーンがあったという。

「秋広選手をフォークで三振を取ったんですが、カウントを取りに行くフォークが気になりました。そのあとの丸選手、岡本選手にも痛烈なファウルを打たれ、中田選手にも甘いフォークをホームランされました。いま、日本の野球はメジャーリーグの影響を受けて、下から打つ傾向があります。栗林投手のカウントを取るフォークがそのスイングにちょうど合ってしまうんです。そういうバッターには高めのストレートでその軌道を外すというのが主流になっています。打者目線から見ると、やっぱりストライクからボールになるフォークは嫌なんですよ。中田選手の打席も、四球の後だからといって怖がらずに、ボール球のフォークを投げ切ればバッターは気味悪いと感じるのではないでしょうか」。

栗林の1日も早い復帰を願うばかりだが、試合は続く。新井監督は栗林の代役については「1人に決めずにブルペンみんなで頑張っていく」とコメントしている。これについて安部さんはー。

「例えば矢崎投手が登板したとして、左打者が来たらターリー投手に代えたりする可能性もあると思います。僕が抑え投手で大事な指標の1つだと思っているのが『奪三振率』です。なぜなら、前に飛ぶ確率が低い=何か起こる確率が低いからです。という意味で、バットに当てさせない投手を起用するのが良いのかなと思います。いま中継ぎ陣みんな調子いいですから、全員で栗林投手の穴を埋めてほしいです」。

GWもいよいよ本番。鯉の季節で躍動する鯉戦士はだれだ。

 

CarpCarpCarp編集部

 

LINE はてブ Pocket